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消費寄託

純金積立の保管方法

純金積立で購入した金は、通常は販売会社が金を保存する事になります。

その保存方法には「消費寄託」と「特定保管」の2通りの契約方法があります。

ここでは「消費寄託」について紹介します。

金をリース市場で運用する保管方法

「消費寄託」は、複数の契約者の積立で買い付けられた地金をリース市場で運用する保管方法です。

購入した金を保管しておくだけの「特定保管」と異なり、購入した金を取扱会社が自由に運用できるのが特徴です。

取扱会社は金を運用して利益を得ることが出来るため、「契約者への年間ボーナス」や「手数料が安く設定されている」などのメリットで還元している事がほとんどです。

ただし、取扱会社の資産と積立資産を分ける必要がないため、万が一会社が倒産した場合、購入した金が返ってこなかったり目減りする可能性があります。

購入した金を運用してもらうことにより、多少のリスクがあっても多くの利益を求める人に向いている契約と言えるでしょう。

取扱会社の財務状況が著しく悪い場合、消費寄託は避けた方が無難でしょう。

ただし、大手・中堅の会社であれば全く問題ないと思って構いません。私は手数料優遇などのメリットのある消費寄託をおすすめしています。


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