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三菱商事インタビュー1
純金積立の特徴・「金」について
-まず、純金積立という投資方法についてお伺いしたいのですが、株などの投資方法と比べての違いやメリットがありましたらお願いします。
そうですね。純金積立も相場の商品でございますので、当然上がり下がりというものがあるんですけれども、ただ株などと違いまして現物取引となりますので、価値がゼロになってしまうという事はありません。株は会社が倒産したら紙くずになってしまいますので、そこが株と違う良いところではないかと思いますね。
-ただ、金の価格もピーク時に比べて落ちてきています。その原因や今後上がっていくかなどについてお聞かせいただけますか?
そうですね、やはり投資商品ですので、どこが底値かとか適正価格というものがあるわけではないですので、どこら辺が一番底値で、これから上がっていくとか下がっていくかなどはプロでもわからないものでありますので、絶対的というものはないんですけれども、この夏頃に比べますと確かに今は少し下がっていますね。
金の価格が下がった原因についてですが、経済不況によって投資家などがサブプライムローンで損が出たところを、かなり上がっていたゴールドを確定売りという形で出したため、かなり売りが進みました。それが価格の下落に繋がったというところがありますね。損失の補填をしようと金の方を売却された事が大きいかと思います。やはり売却が進みますと金の価格は下がりますから。
あとは国内の問題でみますと、国内価格はドル建ての価格を円建てにしますので、為替の数字に影響されます。今はかなり円高の方に進んでおりますので、その影響で安くなっているという事もありますね。
-御社でも取り扱っているかと思いますが、純金積立とプラチナ積立があるかと思いますが、それぞれの特徴やリスクなどを教えていただけますでしょうか。
そうですね。どちらがいいというのは難しいところではありますが、こちらは本当にお客様のご希望というかお好みだと思いますが、どちらも月々3000円から始めていただけまして、買っていくものが純金なのかプラチナなのかという違いだけで全く購入の仕方としては変わりません。
どちらがリスクが高いかという話になりますと、それはもう圧倒的にプラチナの方がリスクが高いですね。プラチナはハイリスクハイリターンの商品ですので、儲けが出るときも大きいですけれども、損が出るのも大きい商品になっております。